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ぺとペとさん。

もっけ:3話
「オクリモノ」

さて今回はプレゼントの話ですか。
贈り物は良いですね、物より気持ちが大事です。

ではなく、「送りモノ」の話です。
後をついて来る、前を先導するといった妖怪です。
べとべとさんとかびしゃがつくなんて名前が有名かと。テケテケとかも。
ほとんど無害ですが中には護送はするものの勝手にコケたり弱みを見せたらここぞとばかりに食っちまうってのもいたりなんだり。
まさに送り狼そのものですね。

しかし、今回重視するのはオクリモノでなく、オクリモノを祓った「拝み屋(霊媒師みたいなの)」です。
「もっけ」では主人公のじいちゃんが拝み屋をやってます。

霊媒師だの占い師だのはあまり好きじゃないですが彼らはオカルト要素抜きにして言うと要はカウンセラーや相談役なんですよね。
……まあお金儲けのために適当なこと言ってる人も居ますが。

妖怪の正体なんてのは所詮、見間違いのパターンと、気が弱い人間だとか追い詰められている人間だとかが見る妄想のパターンなんです。
「ミコシ」の回でも触れたけど妖怪は『不安』そのものなので、心的ストレス溜め込んでる人が夜道なんかで「後から誰かがついてきてるんじゃないか……」とか、たまたま数回小動物を見かけたから「あいつは俺を護送してくれているんだ」という思い込みやなんかから、「オクリモノ」が生まれたものと。
傍から見ると危なっかしいですね。

その不安やらを解消してくれるのが拝み屋さんなわけで。
うさんくさいけれど憑かれてる(疲れてる)人には必要な職種かもしれませんね。
あまり予言やら占いやらが外れてもいじめないでやってください。
by byo_teng | 2007-10-23 23:22 | 日記


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