ウレイ。

もっけ:4話
「ワライヤミ」

麦わらが嫌味?
随分なファンタジーですね。
オズのカカシかと。

違います「わらの嫌味」でなく「笑い病み」です。
え、言われなくても分かってた?

……な、なら別にいいし!

今回は主人公が「ウレイ(憂い)」というもっけに憑かれてしまうお話。
常にどこからか笑い声が聞こえる、アクション起こすだけで笑われる、消しゴム落としたりちょっとした失敗するだけで大爆笑が起こる、そんな考えただけでも気が参るような症状を引き起こすもっけです。
※笑い声は本人に聞こえるだけで周りの人間は気付かない

対人恐怖症や視線恐怖症の類とも。
自意識過剰とも。

笑い声繋がりだと、山の中で急にどこからともなくアッハッハと誰かの高笑いが聞こえてくる「天狗の高笑い」というものがあります。
今回のワライヤミの中でもすこし触れています。

まあこっちの正体は鳥の囀りだったりするわけなんですが。
カラスの短く連続でガァッガァッガァッガァッガァッていう鳴き方がありますが、アレに近い音かな。
笑い声に聞こえなくも無いです。
ええ、断じて俺じゃねーです。

しかし今回はあくまで「自分が笑いものにされているかもしれない」という心理的圧迫感の具体化……「ウレイ」の方について書いていこうかと。
勘違い派生の「テングノタカワライ」は今回あまり関係ないです。

さてさて『わらう』、という行為は人間にしか出来ない複雑な感情表現なんですよね。
本来、楽しい時・嬉しい時・《私はこんな時、どんな顔したらいいのかわからない》時に『わらう』わけですが、一方で相手を馬鹿にする時とかもそうだし、愛想良くするために形だけの「あいそわらい」、笑えなさすぎて出てくる引きつった笑いの「にがわらい」なんて言葉も存在しますね。

同様に笑われた側も多様な感じ方があるわけで。
人間は頭が良すぎるから馬鹿な生き物なので、気持ちよく笑ってる相手に対して「こいつ、なにか企んでるな」、とか「嫌味な奴だ」とか、余計なことを勘繰って失敗します。

人間は多種多様の感情の表現の仕方を持っていますが、完全に分かり合えることはありません。
それ故「ウレイ」というもっけが生まれてきてしまったんです。
あいつ俺のこと心では笑いものにしてるんじゃないか、馬鹿にされて無いか、等々。

あざけ笑うより『威嚇』のがまだ単純でいいですよね。
相手にもストレートに伝わるし。

さてその「ウレイ」ですが祓い方は単純明快

「気にしない」
「忘れる」

といったもの。
具体的には酒呑んで酔っ払ってパァーッと憂いを晴らす。
もっけ主人公は未成年なので、マラソンでランナーズハイになってすっきりリフレッシュする、といった方法が取られていました。

要は気持ちよくなったもん勝ちってやつですね。
笑われることを気にせずに、自分から気持ちよく笑っていきましょう、と。


笑う門には福来たる!
過度な笑いは腹(ふく)鍛える!



……無理に笑わなくていいよ。
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by byo_teng | 2007-11-06 22:47 | 日記 | Comments(2)
Commented by くれは at 2007-11-07 23:21 x
天狗どんらしからぬ失態・・・。
Commented by byo_teng at 2007-11-08 02:19
お、俺は悪くない、俺の腕が俺に命令されて勝手にやったことだ。


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